
センセイとのしゃべり場
学校通訳のコツ
集団学習が苦手な子どもと保護者のための通訳
という会合に出席してきました。
学校通訳の難しいケースを現場で働かれている先生と、
ボランティアとで話し合うものですが、チラシでは何をテーマにしようと
しているのかわかりにくいと思いますし私自身行ってからわかったことです。
ひらたくいいますと
外国籍の子供で一般学級よりも特別支援学級のほうが
向いているので、そちらへの移動も考えてみたほうが
いいのではといった話を保護者面談で通訳する場合です。
先生から言われたことを通訳がストレートな表現にしてしまうと
大きな誤解を生みますし、仕組みをそもそもが通訳者が
理解していないと通訳にならないのでそこは気を付けてほしい
といったことです。
このケースは日本人においても話にくい内容ですが外国籍のかたは
そもそも日本の教育の仕組みがわかっていないことがあり
勘違いされていることもあったりで、日本人に話すよりさらに
難しい内容がともなうということでした。
専門の通訳者はいますが、それは相談に来てからであって
相談したらいいですよといったことを通訳するのは、一般ボランテイア通訳
だそうです。
私が前年度に担当したケースではこのような難しい話はありませんでしたが
こういった先生ではとても伝えきれないというケースに通訳の人が呼ばれるとのことでした。
このようなことをこなせる一般ボランティアが果たしてどれだけ存在するのかと
考えてみますと、かなり少ないのではという認識です。
そもそも定員の半分以下の出席者でしたので、ここまでやろうと考えている
ボランテイアそのものがあまりいないのではという印象です。
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